戸畑共同発電所の設備マップ
設備図上の番号と名称をクリックすると該当設備をご覧いただけます。
施設一覧
-
- 各発電設備の運転監視操作は、全面CRTオペレーション化され24時間体制で行っています。発電設備の全ユニットは起動から停止まで一部自動化され、小人数で運転可能なシステムとしており、監視業務の一端を運転支援システムによって補っています。
-
- 燃料(石炭・副生ガス)を燃焼させて水を加熱し、水蒸気のみをさらに加熱した、高温高圧の過熱蒸気をタービン発電機へ供給します。また、2号ボイラーでは過熱蒸気の一部を抽出し、日本製鉄九州製鉄所の各工場内で使用するプロセス蒸気として供給されています。
-
- 燃料(LNG・副生ガス)を燃焼させて水を加熱し、水蒸気のみをさらに加熱した、高温高圧の過熱蒸気をタービン発電機へ供給します。
-
- 燃料(石炭・LNG)を燃焼させて水を加熱し、水蒸気のみをさらに加熱した、高温高圧の過熱蒸気をタービン発電機へ供給します。また、過熱蒸気の一部を抽出し、日本製鉄九州製鉄所の各工場内で使用するプロセス蒸気として供給されています。
-
- タービン内部には鋼鉄の羽根が複数段付いた風車のような動翼と呼ばれるものが入っています。この動翼にボイラーで作った高温・高圧の蒸気が吹き付けられて回転することにより直結された発電機が回転することで電気が発生します。
-
- タービン内部には鋼鉄の羽根が複数段付いた風車のような動翼と呼ばれるものが入っています。この動翼にボイラーで作った高温・高圧の蒸気が吹き付けられて回転することにより直結された発電機が回転することで電気が発生します。
-
- タービンは鋼鉄の羽根が同軸上に複数段付いた風車のような動翼と呼ばれるものが入っています。この動翼にボイラーで作った高温・高圧の蒸気が吹き付けられて回転することにより直結された発電機が回転することで電気が発生します。
-
- ボイラーで燃料を燃焼した際の排ガスには、窒素酸化物が含まています。窒素酸化物は光化学オキシダントの原因物質であり、この排出される窒素酸化物の濃度を低減する触媒とアンモニアを還元剤として用いた排煙脱硝装置を前部煙道に設置しています。
-
- 石炭を燃焼する過程で不燃性の灰分は灰の粒子となり、排ガスに含まれた状態で火炉から後部煙道へと排出されます。後部煙道には棒状の放電極と板状の集塵極の間でコロナ放電を生じさせ灰の粒子を集塵極で捕集します。
-
- 石炭が燃焼する際に発生する排ガスには、酸性雨の原因となり得る硫黄酸化物が含まれており、この硫黄酸化物を水酸化マグネシウム水溶液を吸収材として用いて気液接触させ、硫黄酸化物を吸収しています。
-
- 石炭火力発電所では種々の排水が排出されますが、その中でも、湿式排煙脱硫装置から発生する脱硫排水の汚濁は最も厳しく、かつ水量も多いため、排水基準に従い、市の規制値内にまで処理を行うよう最適な処理工程を経て海へ放流しています。
-
- 燃料の燃焼で発生した窒素酸化物を含む排ガスを、3号機では排ガス混合燃焼法・二段燃焼法(4号機:脱硝装置)にて市の環境規制値以下迄に低減された後、通風機によって煙突へ導かれる。排ガスは煙突効果により地上200mの大気中に放出・拡散される。
-
- 発電設備と送電線をつなぐ母線および開閉器(遮断器・断路器)が設置され、全てケーブル送電にて日本製鉄九州製鉄所の各工場および九州電力系統へ連系されています。
-
- トラックで運搬された石炭は受入ホッパに下ろされ、コンベア(払出し→垂直→投入)で石炭バンカーへ搬送されます。ボイラーが必要とする石炭量は給炭機により微粉炭機に送られ粉砕された微粉炭は空気でボイラーへ搬送されて燃焼します。
-
- 発電所で使用した水をそのまま海へ流出すると海洋環境を悪化させる要因となりかねません。そのため、pH値やCOD濃度、SS濃度を適正値まで処理を行うよう最適な処理工程を経て海へ放流しています。
-
- 火力発電所でタービンを回したあとの多量の蒸気を、水に戻すための冷却水として海水が用いられています。海水の表層水(高温)を避けて深層水(低温)を取水し、安定した発電効率を得るように深層取水用の取水路が設置されています。
-
- 火力発電所でタービンを回したあとの蒸気を冷却した海水は、取水したときの温度より上昇して海に戻されます。
-
- 排煙脱硝装置で還元剤として用いられているアンモニアガスを安定的に供給するアンモニア気化器を備えた液化ガス設備を設置しています。
-
- 発電所で使用した水は海洋汚染の要因となりかねないため、pH値やCOD濃度、SS濃度等を、適正値まで処理する装置です。
-
- 海水を直接電気分解することで次亜塩素酸ナトリウムを生成し、微生物や貝類などの海洋生物の付着を防止する装置を設置しています。